【浅草】変わりそばに蕎麦屋の矜持を感じる 蕎上人

浅草には沢山の蕎麦屋があります。有名なところでは創業100年以上の並木藪蕎麦や尾張屋、カレー南蛮の翁そば、太打ちが有名なおざわ、観音裏に行けば弁天や丹想庵健次郎が控えています。どこのお店も個性豊かで、浅草は蕎麦天国といっても過言ではないのです。

そんな中、やはり一線を画しているのがこちらの粋を感じさせる蕎上人です。

更科の美しい蕎麦を愛でることができます。というわけでいつものビール。

お通しの梅くらげのコリコリした食感とさわやかな酸っぱさが美味しかったりします。

蕎麦前ということで出汁巻き卵をとりました。巻かれている三つ葉のさりげないアクセントと出汁がしっかりきいて口に含むと出汁が口いっぱいに広がります。ふるふるな玉子焼きに職人の仕事を感じます。

続いて天ちらをオーダー。江戸前の仕事を現代に伝えるような天ぷらです。天ぷらに柚子大根おろしが提供されたのは初めての経験でした。これがまた爽やかな柚子の香りが天ぷらの美味しさを引き上げます。

ではここで真打の登場…とばかりに蕎麦のオーダーに苦心します。「本日のそば」と書かれた変わり蕎麦5種とうどん。お腹の具合で3種と決めて鉄板の田舎とせいろ、他どうしよう?

考えあぐねた結果の、いよいよ蕎麦の登場です。変わり蕎麦5種の中から田舎、せいろ、れもんきりをオーダーしました。

見よっ!このエッジのきいた蕎麦たちを!

れもんきりからは芳醇なレモンの香りが広がります。

お店に入るとテーブル席、奥に座敷と蕎麦打ちスペースがあります。平日は黒塗りが停まることがしばしば。

お値段は少々はりますが、それも納得のお料理たちでした。特に変わり蕎麦を毎日数種類打つというのは大変なご苦労だと思います。浅草にいらした際にはぜひ足を向けてみてください。

▼店舗情報▼

蕎上人

東京都台東区台東区駒形2-7-3

営業時間:11:30~14:30 / 17:00~20:30

定休日:月・第2第4日曜